3:UV印刷について

 
Q1:UV印刷とは何ですか?

A1:UVとは紫外線(Ultra Violet ray)のことであり、紫外線を照射することにより硬化乾燥するインキをUVインキといいUVインキを使用して行う印刷をUV印刷といいます。

なお、UV印刷を行う印刷機には印刷物に照射する装置が組込まれてあります。


 
Q2:UV印刷の用途は何ですか?
A2:UVインキは瞬間硬化やインキ皮膜の強さなどの優れた特性があり、幅広い分野で用いられています。

印刷直後に巻取りや加工を行う必要のあるビジネスフォーム印刷、シール印刷、軟包装材へのフレキソ印刷をはじめオフセット印刷分野では印刷表面の強度が必要な紙器印刷やフィルム、プラスチック、金属等インキの浸透がない素材への印刷に利用されています。
また、シルクスクリーン印刷分野でも多用されています。


 
Q3:UV校正システムとは何ですか?

A3:オフセット平台校正機とUVインキおよびUV照射装置を組み合わせで、各種印刷向けの色校正や小ロット印刷を行うシステムの事で、サイズはB1まで処理できます。

UV印刷に使用される実際の原反、インキを使用するための最終仕上がりのイメージに近いものが得られ、本機校正よりも迅速、低コストでの校正刷が得られます。


 
Q4:UVオフセット校正はどんな印刷物に用いることができますか?
A4:UVオフセット校正の主要な採用分野は下表の通りです。
印刷の種類 カルトン印刷   ラベル印刷   カード印刷   フィルム印刷   金属印刷   光ディスク印刷   枚葉印刷
印刷基材 蒸着紙   ポリエチレンラミネ−ト紙   ミラーコート・合成紙   塩ビ・PET(ポリエステル)  PP(ポリプロピレン)   合成紙   金属   ポリカ-ボネート   アート・コート・上質紙等
製品

各種パッケージ   シール・ラベル   クレジットカード   プリペイドカード  クリアファイル ポスター ステッカー   各種缶・銘板    CD・DVD  一般印刷物

UV採用理由 瞬間硬化   皮膜強度   裏移り解消   瞬間硬化 皮膜強度   瞬間硬化   皮膜強度   瞬間硬化

 
Q5:UVインキの特徴とメリットは何ですか?

A5:油性インキと比較した場合のメリット・デメリットは次のようになります。

*メリット
  1. 裏移りがない
  2. 素材を選ばない
    瞬間硬化するため、金属蒸着紙やフィルム、プラスチック、塩ビなど非吸収性の素材に印刷が可能
  3. 印刷直後から後加工にかかれる
    乾燥時間が不要なため、納期短縮がはかれる。
  4. 印刷表面が摩擦に強い
    インキ皮膜が硬く、擦れても色落ちしない。
  5. スプレーパウダーが不要
    環境、衛生面で食品包装紙、容器などに最適。
  6. インキが臭気が少なく、耐久性に優れている
    有機溶剤を使用しないため臭気が少なく、食品、薬品、化粧品等の箱に多用されている。
  7. 経時変色が少ない
*デメリット
  1. 油性に比べ、インキ、洗浄剤が高価

  2. 高額な紫外線照射装置が必要

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